About Artificial Flower

アーティフィシャルフラワーとは・・・

『お手入れいらず、長期保存のできるとても便利なフラワーインテリアです。』

  アーティフィシャルフラワーは、いわゆる「造花・アートフラワー」という言葉で一般的に知られています。昔は布でできたお花という感じでしたが、年々、花や葉、茎に至るまで、色々な素材が使われ、かなりリアリティーが追及されてきています。生花と同じようにアレンジできることはもちろん、花一輪を使用してオリジナルコサージュを作ったり、自由自在に曲がるステム(茎)を活かして壁飾りを作ったりすることができ、お部屋を華やかに彩るフラワーインテリアとして需要がどんどん高まっています。

 

  プリザーブドフラワーは、一見するとフレッシュフラワーと見間違うほどで、フレッシュフラワーの風合いそのままでありながら、一味違う表情を見せてくれます。花が最も美しいときに刈取られ、その樹液を抜取り、特殊加工(人体に無害な有機物(オーガニック)と色素を植物自身の力で吸上げさせること)されます。いつまでもみずみずしく、ふんわり柔らかい感触のまま長持ちさせることができるのが最大の魅力です。水遣りはもちろん不要、高温多湿に注意すれば、かなり長期間(3~5年くらい)飾っておくことができます。まさに「プリザーブド」とは「保存する」という意味なのです。

 

 最近は、お見舞いのお花としても需要が増えています。病院によっては、生花の持込みお断りと言われる場合もあります。外からの雑菌が入り込むという理由のようですが、言われてみれば納得です。それでも病室に花が飾られていると気持ちがほっと明るくなることも事実。そんなときアーティフィシャルフラワーやプリザーブドフラワーのアレンジはうってつけです。患者さんにとっても水替えなどの手間がないので、好まれています。

 

 次に需要が広がっているのが、フューネラルフラワー。メモリアルフラワーとも言われますが、いわゆる仏事に必要とされる花。お仏壇にはいつも花を飾っておきたい気持ちはあっても、生花だとお手入れが行き届かなかったりしてしまいます。そんなときアーティフィシャルフラワーのアレンジがあれば、長く飾っておくことができ安心です。また、ろうそくについては、火災を避けるため電池式のものもあります。

 

 インテリアアレンジメントはもちろん、ウエディングブーケ、ギフト、ホテルやオフィスのディスプレイなど、利用範囲はどんどん広がっています。

 

 目的や用途に合わせて取り入れていくと、とても便利なものです。重量が軽く仕上がることも魅力の一つです。日常生活の中にもフラワーインテリアを気軽に取り入れて、素敵な空間を演出してみてはいかがでしょうか。