こころに寄りそう花贈り

フラワーセラピーを取り入れた花贈り

フラワーセラピーでは、こころに寄りそう花贈りというものがあります。

花の色合わせは、状況に応じて適したものを取り入れることがとても大切。

色の意味や花のメッセージを知ることにより、それまでは選ばないような花や色合わせができるようになります。

花で癒しやメッセージを伝えることができることを確信すると、フラワーデザインに対する幅も広がりますね。


*お見舞いの花*

写真のアートフラワーアレンジは、お母様から病気がちで落ち込んでいる娘さんに、少しでも明るくなってこころ癒されるようなお花を贈りたいということでした。

色選びは、元気になってほしいのなら、元気がイメージできるような赤や黄色などはっきりした色を選びがちですが、贈る相手の状況を考えたとき必ずしもそれが正解とはなりません。

落ち込んでいるようなときは逆に強い色にこころが負けてしまうことがあります。

この時は、淡い色合いを選びました。

淡いオレンジ、ピンク。イエローは小花で。そして水色、グリーン。

オレンジはビタミンカラーと言われますが、淡い色なら強い印象はなくほっとできて尚且つ明るさを届けられます。

水色を合わせたのは、希望の光の色だから。

花はブルースター。この花は、自分の素直な気持ちを表現して、無理せず少しずつ元気になっていけばいいよとメッセージを伝えてくれています。


☆祖母へ贈るリース☆

祖母のリクエストにこたえて、「水色の花」で作ったリースを贈りました。

さすがに好きな色とみえて、はっきりと反応してくれて、良かったです。

素敵な笑顔を見せてくれました。

 

このリースの前に、「元気を出して」という思いを込めてオレンジやイエローの花を使ったリースを贈ったときより、本人の好きな色の水色を使ったリースの方が、明らかに表情が華やいでいました。

好きな色を取り入れることの大切さを実感した瞬間でした。

 

このリースを贈ることになったストーリーはこちらへ載せました。

⇒⇒⇒Blog『水色のリース~ブルースターとハナミズキ』